ぜんまい、サクラ散る

落ちた。
毎朝4時に起き、参考書片手にカロリーメイトをかっくらいつつ、夜中すぎまでぶっとおしで勉強してきたのに、落ちた。
毎年、大人気であっという間に講座が埋まってしまう猫田ゼミナールのニャン島先生の英語の授業も、受付開始の一週間前から寝袋持参で予備校の前に泊まり込み、誰よりも早く申し込んで教壇かぶりつきの特等席をゲットしたのに、落ちた。
ニャン島先生にも「お前は絶対に受かるさ、ガハハ」と太鼓判をもらったのに。
本命の斑工科大学はともかく、滑り止めで受けたネコポ大学までも落っこちるなんて。
なんでだ、おれの何が悪かったのだ。
悔しい、悔しい、悔しい。
そんなふうに悔しがっている瞬間をパシャ。



















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