REC
出し抜けシネマ論⑩~もっと冷静になりましょう~
最近流行り……かどうかはわかりませんが、ハンディカメラを使ったドキュメンタリータッチのホラー作品です。スペイン映画なのですが、本国では封切り時に失神者が続出したという、まあホラー映画にありがちな触れ込みに誘われて、過酷な仕事のスケジュールの合間に息抜きがてら近くのららぽーとまで足を伸ばしたのですが……
これが近年稀に見る失敗作!
ホラー映画に関しては評価が甘くなるという噂の私でも、この映画はちょっと酷いんじゃないかと言わざるを得ません。
まずもって音がでかすぎ! これって本当に監督が意図したこの映画本来の音量レベルなんでしょうか? 映画館の音響設備が音割れを起こすほどの爆音だったので、映写室のスタッフの手違いかと真剣に思いました。
そのうえ主人公のリポーターのお姉さんが興奮しやすいたちで、金属質なキンキン声でき
ゃーきゃー喚くものですからたまったものではありません。ストーリーを楽しむまえにこのお姉さんの絶叫ショーで、始まって数十分後にノックアウト。私の感情メーターは飽和してしまい、それ以降どんなショッキングなシーンが出てこようが虚ろな心かつ醒めた目で淡々とスクリーンを眺めるのみ。
久しぶりに中座したいと思いました。
惹かれるアイデアは盛りだくさんなんですけど。密閉された古アパートという舞台設定なんて素敵ですし、暗闇を這いずりまわる
シーンも緊迫感があっておっかないと思いますよ。
しかし! やはりこの絶叫パーティには耐えられません。このせいで映画にすらなっておらず、ほとんど拷問に近い。
なんでこんなにうるさいんだろうと訝りながらなんとか完走しましたが、エンドロールで流れた楽曲を聴いて納得。図ったようにけたたましいだけのヘビィメタル。
うるさいのが好きなんですね、この監督さん。
評価:☆
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コメント
手ブレがすごくてやだった。
投稿 アシスタント3号 | 2008年7月 4日 (金) 16時12分