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2009年4月

うにゃらぱ成長日記、4/30(木) with 病院報告

本日の体重測定結果。

430

どんぐり、大幅増。

_4292582

病院報告。ほおずきの虚弱体質が懸念されたが、問題ナシ。

が、つくしに問題発覚。 お腹の部分の毛が固まっていたので、念のため診てもらったところ、「臍の緒」がうまく取れずに膿んでしまい、体毛と絡まってかさぶた状に凝固したものと判明。

かさぶたをお湯で柔らかくしてから、慎重にピンセットで除去していく。かさぶたの下から、膿漏出。あまりに硬いため、先生も手こずる。つくし、悲鳴をあげっぱなし。

_428249430分後、かさぶたをすべて剥離。薬を塗って事なきを得る。放置しておいたら大変なことになっていた。

先生曰く、小猫を触られてもくるみが怒らないのは、ニンゲンを信用しているため。むしろ、ニンゲンに育児のすべてを任せたいと思っている(ちょっと、勘弁してください)。つくしの「臍の緒」も、本来は母猫が丹念に舐めて取り除くものだが、うまくいかずに諦めてしまい、「あとは任せたわ」と我々に望みを託したもよう。

なんだかんだいって、くるみはまだ推定一歳半。ニンゲンでいえば高校中退_4292604 のシングルマザーである。「私だって普通の女子高生みたいにハラジュクとかシブヤで遊びたいしー」ということなのだろう。

確かに、ケージを開けると、待ってましたとばかりに外に飛び出る。

それでも、くるみは頑張っている。 というか、本当は一切の責任を放擲してクラブに行きたいところだが、うろたえるばかりの我らを見て、さすがに不安になったのだろう。で、ひとつ妥_4252317協して、「授乳だけはアタシがやるからさー、あんたたち、チビたちの健康チェック担当ね」と独断で決めたのだ。ありがとう、くるみさん。でも、次からは予め相談してくださいね。

今後はニンゲンも、もっと「母猫の視点」に立って、子猫~ずを見守っていく必要がありそう。

追記。なんと、全員、ボーイであることが判明。夫婦そろって目を丸くする。

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うにゃらぱ成長日記、4/29(水)

本日の体重測定結果。

429

すくすく成長中。

ほおずき、毛が薄いことが_4262382発覚。カゼぎみなのも、やけにみすぼらしく見えるのもそのせいだろう。

今朝も、目ヤニで瞼がくっついてしまっていた。一度、病院で診てもらおう。

皆、だいぶ猫らしくなってきた。

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うにゃらぱ成長日記、4/28(火)

本日の体重測定結果。

428

つくしの体重がどんぐりを追い越した!

確かに今のところ、一番猫らしい仕_4262400草(毛づくろい、動くものを目で追うなど)を見せるのがつくしである。

ほおずき、カゼぎみ。目ヤニを取ってやらないと、せっかく開いた瞼がまたくっついてしまう。少し洟も出ている。要、経過観察。

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グラン・トリノ

Photo_2観終わった瞬間、もう一度観たくなった。

心から惚れ込める映画というのは、一生のうちでもそうそう出会えるものではない。私だったら『ファーゴ』『天国と地獄』『ゾンビ』あたりがそういう映画になるが、『グラン・トリノ』が湧き上がらせる感情は、今まで観たどの映画とも違うものだった。

孫にすら心を開かない頑迷固陋な老人、ウォルトを演じるクリント・イーストウッドが言うまでもなく素晴らしい。つり上がる眉、波打つ皺、わななく頬。そうした何気ない仕草でもってウォルトの心境を余すところなく伝えてみせる。_4252344_2

ストーリーは映画の王道を行くものだ。隣に越してきたモン族の少年、タ オとの交流のなかで、ウォルトはその凍りついた心をゆっくりと溶かしていく。そこに現れるは地元のギャングたち。

ウォルトとギャングたちの対決は、ストーリーの必定である。観客は、やがて訪れるであろう悲劇の瞬間を覚悟しながらも、ウォルトとタオの微笑ましい交流を温かい目で見守っていく。

_4252337_2床屋の主人を交えて、タオに“男らしい”話し方を指導するシーンなどは、イーストウッドが楽屋で雑談しているような気安さに満ちていてとても可笑しい。

しかし、やはり悲劇は訪れる。

それまで目を背けてきた過去と向かい合ったウォルトは、おそらく何十年振りかですっきりと晴れ渡った心を胸に、対決へと向かう。

時間にしてわずか10分程度のクライマックス。が、『グラン・トリノ』はこの10_4252339_3 分と、その後のエンドロールのためにあると言っても過言ではない。

Photo_3この10分間、観客はイーストウッドの一挙手一投足から1秒たりとも目が離せない。人差し指をギャングに向けて1人づつ撃つ真似をするイートスウッド。ギャングに向かって「火を貸してくれ」とつぶやくイーストウッド。もはや悲劇は避けられないのに、その格好よさに痺れてしまう。

_4242302_2そして、青空の下、ウォルトが愛したグラン・トリノを清々しい顔で運転するタオをバックに、儚くも美しいエンディングテーマ曲が流れるエンドロール。

おそらく私は、少なくともあと2回は『グラン・トリノ』を観ることになる。

1度目は親が老いたときに、2度目は自分が老いたときに。

いつも自分の手元に置いておきたい宝物のような作品である。

評価:★★★★★+α

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うにゃらぱ成長日記、4/27(月)

7:30、起床。駅まで嫁ヴィッツ。コンビニで報知、朝飯。雲ひとつない青空。

8:00、朝の体重測定。

427

9:00、仕事着手。

12:00、嫁が持ち忘れた弁当(昨晩の残りモノ、マーボー丼)で昼食。

15:30、仕事早仕舞い。酒。

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うにゃらぱ成長日記 with 動画、4/26(日)

9:30、起床。

9:40、朝の体重測定。順調。

42610:00、コンビニで報知。エレベーター、汗臭シ。P4242274_2

*悔恨…昨日、猫~ずの為、カラフルに点滅するボール(約500円)を購入。玄関に向けて投擲したトコロ、まっぷたつに分裂ス。しばし呆然。いと悲し。訴えてヤル。

猫好きの皆々さまは、こちらの癒し系ビデオで柔らかな午後をお過ごしください。

15:00、友人とトキオドームにて野球観戦の予定が、うっそ~ん、14:00試合開始と気づいて愕然とス。勝手に18:00開始だと思い込んでいた。友人に電話で謝罪。サドンリー、暇になる。

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うにゃらぱ成長日記、4/25(土)

9:00、起床。宿酔無ク、快調。

9:30、朝の体重測定。

42510:00、マンション理事会に出席。

それにしても出席者が少ない。皆さん、たった二か月_4242264_3に一度の理事会にも出席できないほどご多忙らしい。

出席者が一定数に満たないと理事会として成立せず、その場でなされたどんな決定も行使力を持たない。

たとえば「生ゴミは別途、袋に分けて捨てましょう」と問題提起しても、人数不足で票決できないため、実行できないのである。従って、マンションの暮らしも一向に改善されない。非常にもど_4242291かしい。納得がいかない。

ちなみに、私は皆勤である。

11:30、コンビニで報知。雨脚強シ。

16:00、『グラン・トリノ』鑑賞。夫婦共々心震エル。

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うにゃらぱ成長日記、4月24日(金)

7:00、起床。駅まで嫁ヴィッツ。コンビニで報知、朝飯。半袖、肌寒シ。

8:00、朝の体重測定。

424全員、順調に増加。

昨日のくるみの嘔吐に関する報_4232185告。

ディスカウントストアで購入した安物フードが原因か。猫~ずの食いつき悪く、けろは下痢、寺の猫も吐いた為、フードの品質に疑念ヲ抱ク。

別のフードに代えた途端、くるみ、堰を切ったようにがっつく。

_42321898:45、仕事着手。

10:30、けろの悲鳴、響ク。和室に閉じ込められた模様(けろ号は、洋室のドアなら開けられるが、和室のふすまは開けられない)。

12:00、昼食。報知の見出しに違和感。「あんなにいい人がどうして……」って、そりゃ、酔っぱらったからでしょう。

23:50、横浜で友人と会食、酒飲み後、帰宅。

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うにゃらぱ成長日記、4月23日(木)

7:00、起床。駅まで嫁ヴィッツ。コンビニで報知、朝飯。意識未だ朦朧。

8:00、ちび猫~ず、朝の体重測定。

423いずれも昨晩と大差ナシ。 ミルクの前後では体重がかなり変わってくる為、計測のタイミング要統一。

つくし1/2、どんぐり1/4、それP4201934ぞれ開眼。ほおずき未ダ開カズ。

8:45、意識回復。仕事に着手。

12:00、昼食。猫チェック。ほおずき、約1/6開眼ス。

14:00、くるみ(母猫)に嘔吐らしき痕跡あり。食事が合わなかったのか。暫く様子見後、改めて給餌。もりもり食べる。一安心。

_4222111のくるみだが、彼女は約一年前に、我が家に程近いマンションのがらくた置き場に捨てられていたそうだ。ペットの遺棄は犯罪である。どんな事情があるにせよ、その行為を正当化させてはならない。

以前、捨て猫の現状に関するドキュメンタリーを観た。そのなかで、一度は捨てた飼い猫を、ある男性が連れ戻しにやってくる、というエピソードがあった。

聞けば、会社が倒産し_4222113たか何かで生活に困窮し、泣く泣くその猫を捨てたという。が、結局、罪悪感にさいなまれて連れ戻すことにしたのだと。

その番組では泣きじゃくって反省する男性にスポットを当て、なんだかちょっといい話みたいな雰囲気を醸していたが、とても違和感を覚えた。

反省なら猿にもできる。

_4212075一度、命あるものを棄てる決断をした人間が、そう簡単に変われるものなのだろうか? 彼はれっきとした罪を犯したのだ。その事実についてはお茶を濁し、美談めいた話にまとめあげようとするドキュメンタリーのどこがドキュメンタリーなのか。

あの猫は今も、飼い主のもとで元気に暮らしているのだろうか。

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うにゃらぱ成長日記(動画つき)、4月22日(水)

本日、嫁休み。ちび猫~ずのケアはお任せ。

カシス→つくしに改名。

猫好きの皆々さまは、こちらの動画で萌えてください。

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うにゃらぱ成長日記、4月21日(火)

P4191733_38:30、起床。駅まで嫁ヴィッツ。コンビニで報知。朝飯。

9:00、ちび猫~ず、朝の体重測定。

・どんぐり…212g

・カシス…196g

・ほおずき…176g

*どんぐり、カシスは順調に成長しているが、それに比して、鈍くさいほおずきは体重の増加がゆっくりで、兄弟の中では一番小柄_4191679_2

9:10、水飲みボウルが冷蔵庫の上から落下、床が水浸しに。犯人はつぶちゃん(この人→)と推測。朝からぞうきんがけ、とほほ。けろ、うにゃ。ぱぴ、ころん。

9:15、仕事に着手。

*ちなみに、昨日、ケージが臭かったのは、ちび猫~ずの排泄物で_4191722_2はなく、母猫(くるみ)がケージの3階に置いてあるベッドでう○ちをしていたから。トイ レは1階に設置してあるが、チビたちの近くでするのが嫌だったのだろう。ベッドは洗っても再生不可と判断、廃棄処分。

10:30、ちび猫~_4201882ずチェック。問題ナシ。

12:00、昼飯。ニールヤング。

13:00、ちび猫~ずチェック。

みんなすやすや寝。働くか。

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うにゃらぱ成長日記、4月20日(月)

_4191681_28:30、起床。嫁を駅までヴィッツ。コンビニで報知と朝めし。

9:00、ちび猫~ずのチェック。ベッドからはみ出していたほおずきを、くるみのもとへ戻してやる。

*備考:ほおずきは他の2頭に比べて鈍くさい。おっぱいを飲むのもヘタ。いつもとんちんかんな方角へ這っていく。

9:30、けろがみゃーみゃー鳴く。朝ごはんを嘔吐したのでハングリーと推測。つぶちゃんの食べ残しのカリカリをそばに持っていって_4181656やったら、しぶしぶ食べた。

10:00。けろ、つぶちゃんにしつこく遊びをせがんで「シャー」。しばし放心、がっくり侍。

12:00。ちび猫~ずチェック。ケージ内が臭い。

*備考:ちび猫~ずはまだ小さいため、おか~さんに舐めてもらわないと、自力で排泄することができない。排泄物はベッドに敷いてあるタオルに直接落ちる_4191674 と思われるので、替えのタオルをもっと用意しておく必要あり。

*備考:体重を量るのにデジタル表示のスケールが必要。

「寝子」と呼ばれるだけあって、よく寝る。おっぱいを吸っているか寝ているかのどっちかだ。

ちび猫~ずが寝ていても、くるみはちゃんと起きて見守っている。母は強い、偉い。男はダメ。

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我が家に子猫がやってきた!

Photo_7何の因果か、生まれて間もない子猫3頭を、母猫と一緒に預かることになった。小猫~ずたちは、まだ目も開いていない。

米塩に窮するというほどでもないが、まあ、我が家は貧乏である。翻訳業界も不況の煽りを少なからず受けているし、先住猫~ずの養育費もバカにならない。

それでも、自分たちのできる範囲で、分を弁えながら、ほPhoto_8そぼそと捨て猫たちの里親探しを行ってきたのであるが、まさかまさか、こんなことになるとは。

はっきり言っていい迷惑なのだが、ある意味、自分たちの見通しの甘さが招いた結果でもある。(注!!!、4月21日、カシス→つくしに改名)

私だってニンゲンだから、余計な責任はできるだけ背負いたくない。経済的にも厳しくなるし、ギターを弾く時間だって減るだろう。

Photo_9実のところ、こういう状況でもっとも増える負担は、精神的なものであり、現状に抵抗すればするほど心が蟠っていくが、逆に、現状を受け入れてしまえば、あっという間に消えてなくなる負担でもある。

そして、そのあとに残る負担は、意外と取るに足らないものであったりする。それまでの悩みは、つまらぬ杞憂に終わることが多い。

そういうわけで、私はもう、恨みごとを吐くのはやめて、現状を受け入れることにした。Photo_10

なんてったって、子猫~ずが可愛くて仕方がないし。これはもう犯罪級の可愛さである

それに、おかーさん猫の「くるみ」がいることも心強い。彼女がいなかったら、我々の手で子猫~ずを育てなくてはならない。4時間おきにミルクをあげて、おしっこを出させてあげないといけない。

幸いにも、くるみはよくできたおかーさん猫である。

そういうわけで、新カテゴリー「うにゃらぱ成長日記」、始動。

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ヘイヘイ、マイマイ

Hey Hey, My My (words and music by Neil Young)

_4141408Hey hey, my my
Rock and roll can never die
There's more to the picture
Than meets the eye.
Hey hey, my my.
_4141385_2
Out of the blue and into the black
You pay for this, but they give you that
And once you're gone, you can't come back
When you're out of the blue and into the black.

_4141392The king is gone but he's not forgotten
Is this the story of johnny rotten?
It's better to burn out 'cause rust never sleeps
The king is gone but he's not forgotten.

Hey hey, my my
Rock and roll can never die
There's more to the picture
Than meets the eye.

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赤い工具箱は命を救う

Photo_2ほんの暇つぶしがてら、『ナインハーフ』で有名なキム・ベイシンガー主演の新作サスペンス、『アライブ』を観た。

暴力的なろくでもない夫に怯える子持ちの主婦(ベイシンガー)が、ショッピングセンターに立ち寄った帰りしな、殺人の現場を目撃し、口封じを狙うチンピラどもに追われる、というストーリー。

設定に目新しさはなく、追われる側の主婦がやがて逆襲に転じるというストーリー展開もありがちだ。

それだけに、よほど強烈なプラスアルファがな_4131360_2いと、この手の映画は特徴のない凡慮な作品として、ツタヤのサスペンスコーナーの片隅でひっそりと埃をかぶって朽ちていくことになる。

では、この『アライブ』はどうか。

結論から言うと、意外と楽しめた。

それも一重に、赤い「工具箱」に因るところが大きい。

主婦は話の流れから、車に積んでいた赤い「工具箱」を抱えてチンピラから逃げるわけだが、この箱に_4121345入っている工具が逆襲の道具として大活躍するのだ。

スパナ、クランク、ドライバー。

主婦はこれらの工具を駆使して、ジェイソンも斯くやというえぐい手口でチンピラどもを血祭りにあげていく。その豹変ぶりが楽しい。

それにしても、チンピラどもが弱すぎる。タフぶってひたすら追うだけで、ブチ切れた主婦に対して何の策も講じない。しまいには死んだ仲間を追悼するダンスを踊ったりする。_4131369

当然のごとく、次々と主婦の餌食になっていく。

後半になると、ストーリーの興味は、次はこのドラえもんの四次元ポケットのような魔法の工具箱からどんな工具が繰り出されるのかという一点に集約される。

そんな観客の想いを汲んでか、主婦はどんなに追い詰められても、決してこの赤い工具箱だけは手放さない。すばらしい執念である。

_4131373_2最後のオチも途中で読めてしまうし、二度観ようとは思わないが、ツタヤのレンタル料金ぶんは充分に楽しませてくれる佳作。私はけっこう好き。

皆さん、万が一に備えて、マイカーには工具箱を積んでおきましょう。色はもちろん「赤」で。

評価:★★★

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首都高はもはやフィクションである

_4121325最近、所用で何度か都内へ赴いたが、そのたびに問題となるのが首都高である。

まともなドライバーは首都高を嫌う。そこかしこに魔物が潜んでおり、一瞬の油断や迷いが命取りとなるデンジャラスゾーンだから。

私もできれば首都高は避けたいが、一般道を進んでも信号につかまって余計に時間がかかるだけなので、いつも覚悟を決めて700円を支払い、この危険地帯へとタイヤを滑らせていく。

首都高にはドライバーを脅かすブービートラップが盛りだくさんだが、たとえ_4121332_2ば「合流」。

本線への合流は、首都高でなくとも神経を使うものだが、首都高のそれはまさにドライバーにとっての鬼門と呼ぶにふさわしい難易度だ。

なにせ、合流のための加速車線がやたら短い。しかも、箇所によっては合流車線が上りカーブになっているせいで本線がなかなか見えてこない。いざ、見えてきたときにはもう、加速車線の終点、つまり壁が目前に迫っている。

_4121337 首都高の合流はいつでも命がけであり、こういう難所では、本線の車の流れを一瞬目視してから、ロケット弾と化して突っ込んでくる暴走車両がいないことをニール・ヤングに祈りつつ、ええい、ままよ、と本線に突入するしかない。

「一寸先は闇」という諺を地でいくような場所である。

分岐もややこしい。ぼんやり走っていると、自分の進むべき道をいとも簡単に見失う。若葉マークで首都高に乗るのは、手ぶらで死神に会いにいくようなもの。無謀である。_4121338

『エイリアン』の巨匠リドリー・スコットは、空中を駆け抜けるが如き首都高の姿にインスピレーションを受け、『ブレードランナー』の未来都市を着想したという。

つまり、首都高は「フィクション」なのである。現実にはあり得ない道路なのだ。

ただ、事故ったときは「フィクション」ではなく、実際に痛いし出費も嵩むことが予想されるので、注意されたし。

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サイモン&ガーファンクルがやってくる!

_3260532最近、更新をさぼりがちですみません。

それはともかく、予期せぬことが起きた。

今夏、サイモン&ガーファンクルが16年振りに来日するのだ。この名声をほしいままにしてきた史上最強のデュオも、今年で両者とも67歳になるという。もう立派なお爺ちゃんである。

こうした大物アーティストが来日する際のお決まりの謳い文句は_3260526 「最後の来日ツアー!」というやつで、エリック・クラプトンなんかはいったい何度「最後の」来日ツアーを敢行すれば気が済むのかわからないほどだが、こと、サイモン&ガーファンクルに関しては、そもそも二人揃って活動すること自体が珍しく、しかもこの高齢とあっては、さすがに嘘偽りない「最後の来日ツアー」となりそうだ。

ちなみに、私の音楽体験はヘビメタに始まって、ハードロック、オルタナティブロック、クラシックロック、フォークロック、フォークと変遷しており、サイモン&ガーファンクルのような洗練され_3250471 た繊細な音楽を聴くようになったのは、比較的最近になってからである。

そのため、前回の来日時は彼らになんぞ目もくれずに、ハロウィンやらジューダスプリーストやらを聴きあさって月に向かって吠えていた。

そういうわけで、たしかに彼らの旬はとうに_3290704_2過ぎてしまっているが、この思いがけない来日のチャンスを逃すわけにはいかない。願わくば、東京ド ームというふざけた会場ではなく、もっとキャパの小さいコンサートホールでしっとりと彼らの極上のハーモニーに浸りたいところだが、再結成して来日すること自体が奇跡に近いので多くは望むまい。

すでにチケットは先行予約で申し込み済みだが、会場が東京ドームとバカでかいだけに、チケットが売りさばけずに来日キャンセル、なんてことにならなきゃいいが。

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パピコ嬢の頭の「ハ」の字に関する考察

_3270577麗らかな春の陽気に誘われたのか知らないが、最近、アシスタント弐号(パピコ嬢)がやけにスキンシップをはかってくる。

唯我独尊、どこまでいってもマイペース猫のイメージが定番のアシスタント弐号だけに、これはいかなる禍事かと訝ってしまう。

以前はお腹などを撫でようものなら、その牙がニンゲンの柔肌に食い込むほど咬みついてきたものだが、今では彼女なりに甘咬みをしてくるようになった。_3270560

いったい彼女は何を企んでいるのだろう。

ひょっとして、先日、ほんの戯れに「次はパピちゃんの里親さんを見つける番かな~」なんて口走ったのを漏れ聞かれて、それで、御機嫌取りに甘えてくるようになったとか。

いや、違う。

_3300712頭の「ハ」の字だ。

近頃、彼女のトレードマークたるおでこの「ハ」の字が消えかかっている。以前は油性マジックで描いたように鮮明だった「ハ」の字も、今ではもう、目をすがめて見てようやく判別できるほど薄い。

そう考えてみると、パピコ嬢が甘えてくるようになった時期は、くしくも、デコの「ハ」の字が薄くなってきた時期と一致する。この二つの事象には、何か因果関係があるに違いない。

つまり、あの「ハ」の字は、パピコ嬢の「甘えたがり度」を視覚的に伝えるゲージの一種ではないかと考えられる。_3310738_2

具体的には、孤独を満喫したいときに「ハ」の字が濃くなり、誰かに甘えたいときに「ハ」の字が薄くなるのだ。感情をうまく伝えられないパピコ嬢だけに、その欠点を補うため、体が自発的にそうしたゲージをおでこに発現させたのだろう。

なんだ、そうだったのか。

この「ハの字ゲージ」を活用すれば、パピコ嬢に流血するほど咬まれる確率もぐんと減るだろう。「ハ」の字が濃いときは近寄らないようにし、「ハ」の字が薄いときだけスキンシップを持てばいい。

なんたる神秘か、猫。

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