「伝説の冷奴」のレシピ・後編
18. 手ごろな豆腐を手にとる。
19. 「くそっ、呪われてやがる!」と心のなかで叫び、その手を放す。
19. 「呪いの豆腐」を睨みつけ制しつつ、危険のない豆腐を探す。
20. 「伝説の絹豆腐」を手に入れた!
21. いざ、レジへ。
22. レジ係が客にいちい
ち会釈をしているのが、なんとなくむかつく。それって効率悪くね?
23. レジ係と対峙する。
24. 豆腐のパッケージの角っちょが2ミリ欠けているから、という理由で、何を思ったかレジ係、「別のものと交換してきますね」と告げてから、長蛇の列ができているレジをほったらかしにして、いずこへと消え去る。
26. 後ろの客が咎めるような目で見てくる。
27. ちくしょう、俺が悪いんじゃないのに……なんでだよ……マリアンヌ……
28. はあ~と、これみよがしに溜息をつきながら、後ろの客が次々と隣のレジへ移動する。
29. 微妙な位置に並んでいる客が、どっちのレジのほうが順番が早くまわっ
てくるだろうかと、隣のレジに移ろうと足を一歩踏み出しては引っ込めていて、まったくもって落ち着きがない。
30. 遠くからパタパタと駆けてくる音が聞こえる。
31. 忌々しいレジ係がにっこりと笑いながら、生まれたてのヒヨコのように後生大事に両手で包んだ豆腐をこっちへ見せてくる。
32. 弱々しく笑い返す。
34. 「悲しみのソネット(とら猫作)」を口ずさみながら、帰り道をゆく。
35. ひゅーるりー♪ ひゅるるらら~♪
35. ひゅるるる~♪ むむむむむん~♪ ひゅるひゅるひゅる~♪
36. アム! ケ、セパ!
37. ムガンガ! ポムラッパ、メ!
39. ようやく帰宅。
40. 「伝説の万能ネギ」を細かく刻み、「伝説の絹豆腐」に振りかける。
41. 「伝説の生姜チューブ」から生姜を絞り出し、「伝説の絹豆腐」に優しく添える。
42. 「伝説の薄口醤油」を「伝説の絹豆腐」にさらっと垂らす。
43. ついに完成! パッパカパッパッパーン♪
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