猫のつぶやき

ゾンビ症候群

Img_0991ゾンビ症候群。

しがない翻訳人が、締切がひしひしと近づいてくると、お約束のように罹るでぃずぃーず。日がな一日、アホみたいにパソコンとにらめっこをしていたため、肩凝り、眼精疲労などが蓄積し、なかば廃人と化してトボトボ彷徨うさまは、これ、さながらゾンビのごとし(ロメロの)。

そんなゾンビ症候群にもがき苦しんでいる最中の、しがない翻訳人のとある一日の概要。

8時起床。近所のサンクス(店員がバカていねい)まで徒歩で向かい、報知新聞を購入。8時半、もそもそ朝食。報知新聞を満喫。たまにジャパタイ。9時頃、デスクに座る。メールチェック、軽くネットサーフィン、猫いじり。9時半~10 時、いやいやながら、仕事開始。11時、ニールヤングごっこ後、仕事。12時、気分転換がてらセブンイレブンまで散歩、昼食ゲット、ランチタイム、猫いじり。13時、仕事。14時Img_0994半、シナモンガール。15時、仕事、くさくさする。16時半、ダウン・バイ・ザ・リヴァー(スタンディングプレイ)。17時、仕事。18時半、ローナー(オン・ナ・ロール、つまり、ノリノリ)。19時、夕食準備。20時、車で駅まで妻迎え。20時半、夕食、家族の団らん。21時半、気力を振り絞って仕事。23時、風呂でさっぱり、猫いじり。23時半、ウソでしょ、さらに仕事、猫いじり。25時、ブラックバード、嫁を起さないよう、ひっそりとS&Gごっこ、猫いじり。25時半、ヤケクソぎみに仕事、猫いじりいじり。27時、もうやってらんね~よと就寝。

がんばれ、追い込み。

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ジャンクな香り

家で仕事をしていると、どうしても、というか半分は作るのがImg_0903面倒くさいから なのですが、お昼はインスタント食品やらコンビニ弁当やらが多くなります。

で、コンビニ弁当ってやつは結構変わり映えがしないんですよね。コンビニ各社で季節の限定商品なんかを売り出しもしていますが、そういうものにはあまり食指を動かされません。

Img_0904そんななか、サンクスでジャンクな香りを強烈に放つものすごいやつを発見。

これです。その名も、「チキンカツカレースパゲティ」。この微妙な線をついてくる、ありそうでなかった感がたまりませんね。カレースパみたいなのは以前にも見かけたことがありますが、そこにチキンカツを乗せてしまうとは、担当者のそこはかとない狂気がびしばしと伝わってきます。

私は基本的に、こうした襟首をぐっと掴まれるような勢いだけで攻めてくるジImg_0895 ャンクフードに目がないので、コンビニフードに見飽きたトランスレーション・アイでも、棚にひとつだけ陳列されていたこいつを見逃すことはありませんでした。

で、肝心の味のほうは……

やっぱり、カレーには銀シャリが合いますなあ。

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ダイソン狂想曲

Img_07971拙宅にはタダ飯食らいのアシスタント猫が二人ほど居候しており、夜中ともなればどったんばったんの猫リンピックが始まるため、彼らの御身からはらはらと舞い落ちるコーティング、ありていに言えば猫の毛がフローリングに積もり積もっていくわけです。特に、日差しの強烈なこの時期は抜けた毛が陽光に反射して、フローリングを掃いたように浮かんで見えるほど。

そんな事情もあって、我が嫁はかねてより、毛むくじゃら族の住まう家庭を救うと評される、「ダイソン」のサイクロン掃除機が欲しい、欲しい、と切に訴えておりました。Img_07981

ちなみに、私はクイックルワイパーでこまめに拭き掃除をすれば充分に対応できるという立場であって、そもそも、「ダイソン」の値段を聞いて購入には二の足を踏んでおりました。

なにしろ、9万!!!とかします。学生時代から1万円以下の力の抜けた掃除機で事足りてきたトランスレーション猫としては、9万円はもはや掃除機の領域をゆうに越えております。このまえ購入したギターだって8万円くらいなのに。

しかし、「ダイソン」購入交渉は1年ほど淀みなく続いており、私としても、購入意欲を削ぐような発言や見解を嫁の脳内にせっせと刷り込んできてはいたのですが、ここにきてついに陥落。このチャレンジングプライスな掃除機をImg_07961購入しないかぎり、「ダイソン」というブランドに固執している嫁の欲求が満たされることはないと観念し、だったらもう買っちゃいな、と。

しかし、実際に使ってみて驚きました。不本意ながら、「ダイソン」の吸い込みパワーの実力を認めずにはいられません。とりわけ細かい塵芥などは、それはもうキレイさっぱりと吸引してくれます。

あとは吸い込んだゴミが透明のタンクに溜まっていくので、家が美しくなっていく様子を眼で見ながら掃除できるのも、まあ、楽しい。

そういうわけで嫁は大満足しているので、まあ、家庭の平和のためにも買ってよかったかな。

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ジムで思うこと

Img_0333翻訳という稼業はとにかく外に出ません。青空の下がもっとも似合わない職業のひとつでしょう。普段は家にこもってパソコンとにらめっこの毎日なので、運動不足にならないほうが難しいほど。

そういうわけで、避けられないメタボ化に少しでも抵抗するため、トランスレーション猫はいちおうジムに通っております……が、仕事が詰まってくると、どうしても足が遠のいてしまうんですよね。

で、久し振りにジムに行って思ったのですが、更衣室に掃除Img_0301のおばさんが「失礼しま~す」と入ってくるのは何故なんでしょうか。

風呂なしアパートを借りていて、銭湯通いをしていた時分にも同じことを思ったんですけど。

おばさんとはいえ仮にも女性。一定の年齢を超えると、男女の垣根は取り払われてしまうなんて法則が存在するんでしょうか。

しかも、凄いことに、このおばさんたちは、すっぽんぽんの野郎どもが徘徊している更衣室内でもまったく臆するところがなく、顔見知りの客とは挨拶まで交わしてしImg_0292まう始末。恥じらいなどという淡い感情はとうの昔に焼却処分してしまったのでしょうか。謎です。

これが逆の状況、つまり、女性の更衣室をパートのおじさんが掃除する構図は想定できません。変態じじい扱いされてブタ箱行きでしょう。

極論ですけど、完全なる男女平等なんてもんは机上の空論でしかないように思えてきますなあ。

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ギター弾きまくり

Img_0336なかば廃人と化しながら猛烈な勢いで働いていた6月がようやく終わると、気がつけば外はすっかり夏もよう。容赦ない陽光と、肌にまとわりつく湿気の季節がやってまいりました。

そんな季節の移り変わりとはまるで関係なく、ついにエレキギターを購入!

もともとギターは好きで、昔はそこそこ弾いていた時期もあったのですが、暇つぶしが稼業のような学生時代とはちがって、社会という枠のなかでは、時間は見つけないと作れない希少なものと変わるわけでして、ギターを弾く時間もぐっと少なくなり、最近ではほとんど仕事の合間にアコギを爪弾くていど……。07100001_2

そんななか、バンドでギターが欠員なんだけど、ちょっと弾いてみないかな~とお誘いを受けまして、いちおうビートルズ系の曲などがレパートリーに含まれているのでエレキギターがないと話にならないのであり、いささか奮発して購入したという次第。

しかし、定番の「時間がないから」を言い訳に数年間ギターをさぼっていたツケは甚大でした。最初は指ばかりが痛くなってほとんど弾けない始末でしたが、ちょうど仕Img_0345 事も途切れた時期だったので、ここぞとばかりに猛練習を重ね、まあ、格好はつくていどに弾けるようにはなってきました。

いや~ギターは面白いな~。なんで何年もほったらかしにしていたのか、まったく悔やんでも悔やみきれない。ちゃんと練習しておけばよかった。

仕事場が音楽室と化しつつあります。

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断食のススメ

最終日をのぞいて曇天が続いた黄金週間も終了し、仕事に忙殺される日々が否応なしに舞い戻ってきました。

Img_0002それとはまるで関係なく、断食を敢行しました。なんでも、断食によって体内の余分な毒素が排出され、全身が浄化される効果がある(嫁談)とのこと。そういうわけで、イスラム教のラマダンのような宗教性や精神性とは無縁ながら、わが嫁の強い勧奨に屈して、しぶしぶ断食するハメに。何も知らないねこ~ずも、健康のためという御旗のもと、付き合わされました。

スパンは朝から翌日の朝まで。はじめての経験なので、プチ断食ですね。

朝食と昼食がごっちゃになりがちな在宅勤務ということもあって、朝メシを抜く程度なImg_0003 ら余裕のよっちゃんイカ。その勢いで昼メシ抜きもクリア。普段は朝・夜の二食のねこ~ずも、前夜の夜ゴハンが遅かったせいもあってか、腹が減った素振りすら見せません。

が、さすがに、夜になると腹が訴えてきますね。それはねこ~ずも同じのようで、我々が買い物に行って帰ってくるや、血相を変えてすっ飛んできました。そのまん丸マナコの訴えるところは「なんでゴハンが出てこないにゃ~」。ねこ~ずの無病息災を願ってのプチ断食でもあったのですが、さすがに少し哀れになったので、ややあってから、彼らはプチ断食終了~。夕飯を貪るようにかっくらってました。

いっぽうのニンゲンはスープだけ虚しくすすって断食を続行。

Img_0001ただ、頭がふらふらしたり、ジミヘンがアメリカ国歌を恍惚の表情で弾きまくっている幻覚が見えたりすることはありません。そういえば、昔は“ザ・ガマン”という番組で断食コンテストみたいなことをやっていましたが、彼らは確か、一週間くらい飲まず食わずだったような。

翌朝、起きてみると、腹がぺちゃんこになっていました。

このプチ断食によるリフレッシュ効果は推し量りかねますが、まあ、なんとなくスッキリしたImg_0004 ような気がしないでもありません。

いずれにしても、朝メシにホットケーキをばくばく食ったので、プチ断食の恩恵はすべて吐き出してしまったかも。

ニンゲン、一日くらいメシを抜いても、案外いけるもんですね。わが家の習慣にしてもいいかも、プチ断食。

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イケアに行こう!

イケアで購入したタンスを組み立てようとした男性が目に重傷を負った件を受けて、国からイケアに対し、行政指導が下りました。

Img_0391イケアはわが家に近いこともあってちょくちょく訪れます。展示フロアがやたら充実しているので、買い物をしなくても、目で見ているだけで楽しめる北欧生まれのマンモス総合家具店(ほんとうに巨大です。同エリアのららぽーと横浜に匹敵する敷地面積かも)ですね。

最大の売りは、なにしろ安い!

Img_0392どのくらい安いかというと、たとえば羽毛布団が5千円くらいで買えます。わが家で使っているのは羽毛が微量な廉価版タイプで、なんと、2千円。さすがに薄手なので冬は寒いかもしれませんが、猫たち(いや、アシスタント1号のみか)の粗相による掛け布団の短命化が進むわが家では、財布に優しいイケアの布団はメシアのような存在です。

閑話休題。冒頭の組立事故の件に戻ると、私もイケアで大型パソコンデスクを購入し、組み立てたことがありますが、なるほど、説明書がわかりにくい。作業手順はすべてイラストで提示され、理解を助ける説明書きはいっさい存在しないので、正確な作業には想像力が求められます。私も「こんな絵じゃ意味わかんね~よ!!!」と毒づきながら、なんとか完成させました。

イケア製品は破格の安さを誇るだけあって、品質はそれ相応のもの。そImg_0395れでも人気があるのは、北欧の香りを漂わせる良質なデザインのおかげでしょう。値段の割に、その手の安っぽさを醸すことがなく、オシャレなんですね。

あの4コマ漫画みたいな説明書から判ずるに、イケア製の家具の組立に失敗した人たちは、今回の事故以前にも、少なからずいたと思います。が、価格が安いので「ま、イケアだしな~」と妙に潔くあきらめてしまい、クレームをつけるケースが少なかったのでは。

それでも、わが家はそんなイケアが愛しくてたまりません。また、イケアに行こっと。

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高所恐怖症を克服せよ

仕事の合間になんとなくユーチューブを見ていたら、凄まじいビデオに出くわしました。

Img_0263 スペインにある「王の小道」という観光地を写した投稿ビデオなのですが、この場所、ハンパじゃありません。断崖絶壁にへばりつくように遊歩道が渡されていて、現在では老朽化のために立入禁止になっているにもかかわらず、世界中の命知らずが集まってくる裏観光地としてその筋では有名なデンジャラススポットらしいのです。

私は観覧車にも目を開けて乗っていられないほどの高所恐怖症なので、このビデオを見ていて思わずのけぞり、目をそむけ、歯をくいしばり、結局最後まで耐えられずに途中で挫折しました。

なにしろ幅の狭い遊歩道で、しかも所々に穴が開いていて谷底が丸見え。落ちたら即死。そんな中をこの人はカメラ片手にひょいひょいと進んでいくもんですから、もう見ていられません。

度胸のある御仁は以下のアドレスにアクセスしてみましょう。

http://jp.youtube.com/watch?v=HM65n2DEASM

あまりにも凄かったもので、思わずブログに載せてしまいました。私はB級観光地巡りが趣味のひとつですが、ここだけは十億円もらっても行けません。

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猫とお散歩

灰色の冬が終わり、新緑の萌える春がやってきました。拙宅のベランダからも春風と心地良さそうに戯れる鮮やかなピンク色――桜並木が見えます。

Img_0224_2 春とくれば散歩のシーズン。このたびアシスタント猫用のお出かけカートを購入したので、 さっそく近所の公園までお散歩に繰り出そうと思ったのですが、鋭いシックスセンスを持つアシスタント1号は病院に連れていかれると思ったのか、冷蔵庫の上の奥へと避難して徹底抗戦の構え。今日は病院じゃないんですよ~楽しいお散歩ですよ~とネゴシエートしてみますが不発。

仕方なくアシスタント2号だけを連れてのお散歩デビュー。

が、やはりというか、猫は縄張り意識の強い動物なので、普段はわが物顔で人の手をかみちぎるなどDVのかぎりを尽くす拙宅のアシスタント2号も、いったん自分のテリトリーの外(つまり玄関の外)に出たとたん抗議の叫び声を。Img_0230_2

せっかくだからと新品のカートをコロコロと押して近くの公園まで足を延ばしてみましたが、アシスタント2号、美しい桜の花を愛でるどころか、固まってぶるぶる震えている始末。あまりにも不憫なので、ほんの数分で散歩は終了して帰宅……。

帰ってから家のベランダに出してみたら、強気に動きまわっていました。そうか、ベランダはいちおう自陣という意識なのか、彼らのなかでは。

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意外と子供もいけるかも

トランスレーション猫は基本的に子供の扱いが苦手です。それ以上に、電車の中で03150017ぎゃー ぎゃー騒いでいる幼児のかたわらで携帯メールに夢中になっている若いママさんたちが嫌いです。何度か面と向かって文句を言ってやったこともあります。なんと狭量な翻訳者だと言われようとも、私はガキんちょを容赦なく引っぱたく昔ながらの教育方法を支持します。なんでもかんでもやれゲームのせいだ、暴力的な映画のせいだとする世間(というか新聞やマスコミ)の風潮にも違和感を覚えますね。

基本的に危ないヤツは危ない! 危ないヤツに年齢も性別も関係ない!

Img_0197 と思いますなあ。危ないヤツなんていつの時代にもいるもんですよ。テレビゲームが存在しなかった時代にも。それを映画のせいだと決めつける大人のほうがよっぽど視野が狭くて危険だと思いますが。

話が脱線しましたが、子供が苦手なんですね~。動物は大好きなんですけどね~。

しかし! この前、遊びにいった家でやけに子供に懐かれまして、そしたら、なんだ、子供ってけっこうかわいいな~と思ったのです! いや~、これは自分にとって大事件ですよ、今までそういう感覚に乏しかった気がするので。

動物でも人間でも、やっぱり自分に懐くと愛着が湧くもんですね~。今度なんか買ってってやろっと。

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美術鑑賞

少し前ですが、書道をやっている知り合いの作品が近くの美術館に展示されるというので、見てきました。

03080002 左の写真が催事会場となった大倉山記念館です。東横線の大倉山という駅で下車し、線路の横の坂道を上った高台に立っている歴史を感じさせる美しい建物です。建物の周囲は公園になっているので、晴れた日の散歩コースには最適でしょう。この日も快晴の土曜日だったので家族連れや年配の方々がおもいおもいに小春日和を満喫しておりました。

03080003 右の写真が作品です。

たまたま本人と会場でばったり会ったので、いろいろ裏話が聞けて面白かったですね。

書道というと流れるような書体で綴った解読不能の作品がまず思い浮かぶのですが、実際には流派がいくつもあって、スタイルも評価の基準も流派によって千差万別とのこと。作品に押された印章を見れば、作者がどの流派に属しているのか判別できるそう。著作権表示みたいなもんですね。

03080006 もう一作品展示してありました。

こちらは書道ではなく、木の浮き彫り作品ですね。文字と外枠の部分には金粉が張ってあるそうです。搬入のギリギリまで作業していたので金粉が完全に定着しておらず、搬入時にはがれてしまったと嘆いておりましたが、私が見ても、そういう裏の事情はまったく感じ取れませんでした。いや~すごいな~って感心するのみ。まあ、創作なんてそんなもんですけどね。世に出るのは完成品だけなので、その裏で作者がどんなに苦労しているかなんて、第三者には到底推測の及ばない領域でしょう。

翻訳の場合も、訳者が辞書をめくりまくって文献を片端から当たってインターネットで徹底調査してようやくひとつの表現の意味が判明する、ということがままありますが、そうした苦労は読者にはまったく伝わりません。ううう。

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確定申告

確定申告のシーズンがやってまいりました。しがない“翻訳する人”である私も、いちおうフリーランスという立場にあるので一年間の収支決算もろもろを国へ報告する義務がございます。

03040005 さらりーびと時代(といってもたいして長くはない……)は経理族が影で暗躍してちゃっちゃっちゃっと処理してくれていましたので、年末調整ですよ~なんて言われても、あ~じゃあ、数ヵ月後に税金がいくらか還付されるから嬉しいな~、ボーナスに色がつくようなもんか~程度の次元でしか理解していませんでしたが、いざ、自分で確定申告をやってみると、以前は財布を嵩張らせるだけのものでしかなかったレシートをこまめに保管し、あ~なんであのレシート捨てちゃったんだろ~と地団駄を踏むようになること請け合い。

最近ではE-TAXという便利なシステムがありまして、自宅でパソコンから納税できてしまPhoto_3 ます。去年、必要書類をもらおうと、納税シーズン真っただ中の税務署を訪れたときに、建物を何重にも取り囲むようにして人々が果てしない列を描いているのを目撃し、こんなのに並んでたら日が暮れちまうぜ、おい、と感じた私としましては、E-TAXの利用を申請しておいたのは正解でした。

申告にはいわゆる「青色」と「白色」があって、このふたつの言葉自体は有名なのですが、その実体を承知しているさらりーびとは少ないのではないでしょうか。

斯くいう私もそんなひとりでしたが、ざっくり言ってしまえば「青色」はきちんと帳簿をつける必要がある申告方法で、「白色」はいささか杜撰な帳簿管理でもオーケーな申告方法で、申告方法の一軍と二軍みたいなものと言っては語弊があるかもしれませんが、ニュアンスは分かっていただけるのではないでしょうか。「青色申告」で漏れなく申告するにはそれなりに高度な知識と経験が求められますし、あらかじめ、前年度に国に対して「来年から青色でやりますよ~」と申請しておかないと門前払いを食らわされます。

03040006_2そういうわけで「青色」はなにかとハードルが高いので、私はいまだ「白色」組です。「青色」だと特別控除とかも受けられるんですけどね……。

なにはともあれ今年も一日かけて、無事、確定申告を終了いたしました。たいていどこかに不備があって税務署に呼び出されるんですけど、まあ、それはご愛嬌。

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パッション

パッションですね、パッション。

2008_02_24_012   もともと好きで始めた翻訳の仕事ですが、仕事とは生業であって究極的には生きていくため、食っていくために余儀なくされるものでして、たとえその当初のモチベーションが混じり気のない純度100パーセントの翻訳的興味にあったとしても、一年、二年と続けていればさまざまな不純物が混じっていくのは蓋し避けられないことでして、実際のところ、趣味が昂じて店を始めたんだけどさ~、やたら忙しくなっちゃって趣味がおろそかになってさ~、今じゃただの金稼ぎの手段にしか思えないよ~、なんていう話は飲み屋でよく耳にします。そうした状況を“壁”と呼ぶなら、私もある種の“壁”にぶち当たっていました。

つまり、翻訳ってつらいな~とか、ああ、もっと寝たいとか、そうした邪念が脳ミソを蝕みつつあったような気がします。もっとも、好きで始めた仕事がずっと好きでいられる人というのは稀なので、社会においては、程度の差こそあれ、こうした葛藤は必定なのかもしれませんが。

前置きが長くなりましたが、要するに、パッションなんですね。ベストセラーを何冊も訳されている翻訳家の方から「パッションが大切」という話をうかがい、ああ、そうか! と。

パッションなんですね、パッション。これがヒューマンのガソリンなんですね。

また、文章を書くのが楽しくなってきました。

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トランスレーションについて

タイトルが“トランスレーション猫”でありながら、過去数回はアシスタント“猫”についてしか触れておらず、“トランスレーション”についてはねぐっていた感がありますので、今回は“トランスレーション”のことを僭越ながら語ってみたいと思います。

“トランスレーション”は難しいです。おしまい。

と、本当はこれで堅苦しいお話はさっさと切り上げて拙宅のキュートなネコーズの近況報告に移りたいところですが、それではあんまりですので、もう少しだけ続けましょう。

“トランスレーション”は肩が凝ります。目が疲れます。頭がウニになります。太ります。運動不足になります。独り言が多くなります。ヤフーばっかり見ちゃいます……

……と、切りがないのでもうやめますが、基本的には翻訳というジミーな作業が好きじゃないとやってられないよ、アンタ、こんな暮らしは続けられませんので実家に帰らせていただきます系の仕事だと思います。なにしろ一日の半分以上は(締め切りまえは朝まで)机に向かい、物言わぬパソコンとひたすらにらめっこしているのですから、多少、頭のネジが緩んでいないと“トランスレーション”を続けることは難しいでしょう。とくに、翻訳一本で食っていく人というのは自分も含めて職人気質というか、辞書を見るとなぜか興奮するとか、少なからず変態チックな部分があると思いますし、逆にそうでないと精神的に持ちこたえられないのではないでしょうか。

でも、好きな人にはやめられない止まらないカッパえびせん(あ、私は海老アレルギーなので食べられません)のような、噛めば噛むほど味の出るスルメ(あ、烏賊アレルギーでもあります)のような、深く潜れば潜るほど足が長くなるカニ(えっと、蟹はアレルギーではなく、単純に味が嫌いなので食べません)のような仕事――それが“トランスレーション”なのである、と結んでおきましょう。

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アシスタント紹介②

それでは拙宅のアシスタント二号を紹介しましょう。

  • Img_0024_5名前:パピコ
  • 性別:メス(避妊手 術済み)
  • 血統:スノーホワイト=ハ(人によってはただの白猫です。おでこに「ハ」の字の模様が入っているのがチャームポイント!)
  • 誕生日:2007年7月頃
  • 故郷:公園(元・ホームレスです)
  • 得意技:お腹を見せて転がりまくる、猿のモノマネ
  • 趣味:ゴハン(食い意地が張ってます)
  • 気になっていること:手術で剃られたお腹の毛って、いつ生えてくるのかしら?
  • 好きな俳優:志村喬
  • 好きな映画:エクソシスト2
  • 嫌いな映画:子猫物語(ホームレスの厳しさがわかっていないから)
  • 座右の銘:にゃんとかにゃるわ、にゃんとか
  • 役職:アシスタント二号
  • 給与:食べられるものならなんでも

パピコ嬢はうちで働くようになってからまだ2ヵ月程度の新人さんで、先輩のケロ君の言うことを聞き、背中を見ながら、社会のなんたるかを学んでいる最中です。ケロ先輩は手足がすらりと長く、どんな高い場所へも軽快にジャンプして飛び乗ってしまいますが、パピコ嬢はいささか短足なせいか、ジャンプできるのは自分の身長と同じ高さまで。それも、お世辞にも“跳躍”とは呼べないような泥臭いスタイルで、険しい高峰に挑むがごとく歯を食いしばって“よじ登り”ます。おまけに、ころころ滑って落ちるので、将来、にゃんにゃんオリンピックに出場することは冷蔵庫の上に飛び乗るよりも難しいでしょう。

なにはともあれ、よろしくお願いしますニャン。

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アシスタント紹介①

本日はわが家のアシスタント猫一号を紹介したいと思います。

  • Pict0138_2名前:ケロ号(本名はマイケロですが、飼い主の都合で名前がぎゅっと縮められちゃいました。本人は気づいていません、たぶん)
  • 性別:オス(あれを取っちゃってるのでオカマちゃんです。本人は気づいていません、たぶん)
  • 血統:ゴールデンストライプ(ただの茶トラという噂もあります)
  • 誕生日:2006年6月頃(推定)
  • 生誕地:相模原市相模大野の中華料理屋の駐車場のゴミ捨て場のそば
  • 得意技:ダッシュ&ターン、ふかふかの布団でおねしょ、カラスを見て「カカカカ」と言う、ソフトタッチ、ヨイヨイ落とし
  • 役職:アシスタント(ほとんど寝てます)
  • 時給:グリーンフィッシュ(高級猫缶です)

以上が簡略ではありますが、アシスタント猫一号のケロ君のレジュメです。よろしくお願いします。

雇われアシスタントのくせに寝てばかりいます。たまに起きてもトイレです。用を済ませるとまた寝ます。汗水垂らして月給を稼いでいるサラリー人(サラリーびと)に妬まれること請け合いのすちゃらか社員ぶりは、かりあげ君といい勝負でしょう。それでもクビを切られないのは、彼の人柄、いや、猫柄のなせるわざでしょうか。みなさん、猫柄のネクタイを締めましょう。

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猫になりたい

いや、猫ってかわいいですね。以前にも飼っていたことはありますが、その猫はどうも放浪癖があって、最初は完全室内猫だったのですが、猫なりに世間という荒波に揉まれたくなったのか、徐々に家を空けるようになって、しまいにはご飯だけを食べにきて食事が終わるといずこへともなく消えていくというライフスタイルを確立したので、それほど真剣に接するというか、愛情を注ぐことはなかったように思われます。

私はしがない翻訳家ですが、といっても、文芸作品や、某氏が独占しているのではと勘ぐりたくもなる字幕翻訳を手がけているわけではなく、どちらかと言えば翻訳界のニッチ産業的な分野を主戦場としているので、“翻訳者”あるいは“翻訳する人”とでも呼んでください。

そんなしがない“翻訳する人”の私ですが、いっちょまえにフリーランスであって、いっちょまえに自宅をオフィス代わりに使って仕事をしているわけでして、それはつまり孤独な作業でありまして、そんな孤独感にふと襲われたときに、この猫という動物、いやアシスタントは尋常ならざる癒し効果をもたらしてくれるのです。

そういうわけで、そこはかとない孤独を感じながら自宅で仕事をされている方々は、猫をアシスタントとして雇い入れることを強くお勧めいたします。はい。

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