ジュリー光臨
しかし、このリサイタルって言葉、興趣があって好きだな~。ライブとかコンサートとかいうと、酒でも飲めそうなライブハウスやなんとかホールとか、比較的おしゃれな会場が思い浮かびますけど、リサイタルと銘打った瞬間に、どこかの体育館で演りそうな感じが。
それにつけても、ジュリー。我が幼年時代のアイドル。なんと、今年還暦を迎えたというのだから驚きというか、少なからずショック。が、うちの嫁もジュリーの洗礼を受けたくちなので、一度は生ジュリーを体験しておこうと、夫婦そろって八王子まで出向いた次第。
これが、半端じゃなくよかったです!!! ジュリー自身も言ってましたが、いっときの肥満体形から、だいぶ昔のシルエットが復活していたような。還暦ということで、赤いちゃんちゃんこならぬ、赤いインディアンの衣装をまとって登場。
声も変わらず美しい。全盛期の張りはなくとも、年輪を刻んだ渋みが加わっていていい感じ。高音のかすれ具合とか、かえってセクシーなほど。
この人の声って、ギターでいうと、クォーターチョーキングなんですよね~。微妙に音程をシャープさせて歌うのが抜群にうまい。艶っぽい、という表現がぴったりでしょう。
私の大好きな“ストリッパー”や“サムライ”も演ってくれました! 客席の年齢層はエッフェル塔なみに高いですが、おじちゃんもおばちゃんも総立ちでノリノリ。彼らをここまで熱狂させられるのは、今では、ジュリーかヨン様くらいかってなもんです。
ただ、ちょっと喋りすぎだよ、ジュリー。寡黙でクールな伊達男のイメージがこっぱ微塵に砕け散りました。40分くらい喋ってたんじゃなかろうか。途中からは興が乗ってきたのか、関西弁丸出しでまるで漫談のよう。赤い衣装も手伝って、つんくとイメージがだぶる、だぶる。
が、そんな長尺なトークのあとは、怒涛のヒット曲連発アンコールで絞めてくれるあたり、さすがは熟練のエンターテナー。
いやいや、中身の濃い一夜でした。
年末には東京ドームで5時間コンサートを開催するそうで。まだまだ元気なジュリー。素敵だ。
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