猫文学翻訳プロジェクト

猫文学翻訳プロジェクト・第二回

Img_2618儚き夢が覚めるそのまえに(翻訳率40.9%)

マイケロ・チャトーラ著

「久しぶりだな、葉緋子」

虎二郎は静かににゃんこ。葉緋子とは大学時代のにゃんにゃんで、警視庁にゃんぽにゃんが凶悪犯罪捜査課にゃんごろにゃん、うにゃらぱにゃんこ腐れ縁にゃんきゅ。

「元気そうね、虎ちゃん」Img_2633

「よしてにゃん、こんなおっさんに向かって」

「照れちゃって、かわいいにゃん。昔からあなたはにゃんきち。飲み会にゃんにゃバーのスツールに座って孤独をくるるるるるっ」

虎二郎はにゃんだ。にゃんだきゃにゃん。葉緋子はそういう女だ。美しい薔薇には棘がある。

Img_2617警視庁でもきゅぱ女刑事としてにゃんごろん泣く子も黙るごろごろうにゃ、うにゃ、うにゃ、にゃんとにゃらにゃらにゃにゃんがにゃん、取調室に嵐が吹くにゃんにゃかにゃんにゃん、カツ丼など頼もうものならにゃんにゃあご、修羅場と化した。

「昔語りはよそう。とにかく、今はまだにゃ」

葉緋子は柔らかな笑みを浮かべにゃんにゃ。こういう笑みを浮かべるときの彼女はImg_2635にゃんにゃらにゃん。虎二郎はひとしきり黙ってからにゃんにゃんした。

「頼みごとがあるんだろう。でなきゃ、おまえは会いにこない。にゃーご、にゃーご……」

「鋭いのね、さすが売れっ子の探偵さん」

見つめ合う二人のあいだに濃密な空気が流れた。懐かしい空気だった。にゃんにゃんにゃらにゃにゃが互いの夢ににゃんだかにゃん。

続く……

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猫文学翻訳プロジェクト発足

「猫文学翻訳プロジェクト」発足のお知らせImg_2414_3

・本プロジェクトの目的は、世界初にして唯一の猫作家、マイケロ・チャトーラ氏(2歳)の著作の数々を、著名な猫語研究家たちの協力のもと翻訳を進めていくことにある。チャトーラ氏の素晴らしい作品が文壇に衝撃を与え、猫文学の奥深さが広く認知されるようであれば幸いである。

・現在は、チャトーラ氏の代表作とも言うべきハードボイルド作品、「探偵、立嶋虎二郎」シリーズの最新作、「儚き夢が覚めるそのまえに」を鋭意翻訳中である。今回、チャトーラ氏の特別許可を得て、本ブログにおいて、作品の一部を世界初公開することが実現した。

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Img_2408儚き夢が覚めるそのまえに(翻訳率20%)

マイケロ・チャトーラ著

 虎二郎は言った。

「にゃん?」

 寒い朝だった。にゃごコーヒーを淹れてにゃんにゃぱテーブルにゃ、寒さがにゃろっぽにゃ堪えた。にゃご霧もやにゃごにゃんコーヒーを、朝にゃんが、にゃんにゃん、ぐいと飲み干す。うきょきか、にゃん新聞にゃごにゃくどかっと坐りれらにゃんこ。Img_2409

「にゃあ……ちっ」

 にゃにゃんがにゃん。にゃにゃんがにゃん。

「ミルクを切らしてる。にゃあにゃあ、うにゃ」

 にゃ、にゃっくろ。虎二郎はにゃみにゃみにゃんにゃらにゃぽんぬミルク。にゃあご、にゃあご、足をぽんと投げ出しごろにゃん新聞を にゃん。うにゃあうテーブルにゃあ。地団駄を踏んで悔しがった。

Img_2233にゃんだらにゃん?」

 にゃにゃ! にゃっころにゃんぽ! にゃんにゃんにゃん!

「まったく驚いたな、赤玉とは」

 虎二郎にとって赤玉はにゃにゃにゃんにゃんにゃら、赤玉うきゃっこ、赤玉にゃんぽ。蓋し、にゃごにゃんうにゃ赤玉にゃうにゃらぱる、忌々しい夢だった。にゃっぽ、にゃぎ、赤玉にゃす、嵩にかかってにゃって怒涛のごとくにゃあんにゃんコーヒーカップをにゃん新聞にゃごらシンクへにゃんにゃん。

冷たい風が心の襞をそっと撫でたうにゃらぱ。

続く……

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