エッセイ

2011年5月10日 (火)

もう「冷やし中華」ですか

Img_1246_rしかし、あれだねー。

地獄のコンヴィクションストアーでは早くも「冷やし中華」が売っているんですね。

つい最近まで皆で「サムイヨー、サムイヨー」って子猫みたいにぶるぶる震えていたのに、んでもってやっと桜が散り終わったばかりなのに、

ちょっと、フライング気味じゃね?

つか、年々、「冷やし中華」始めました!

の看板が店先に掲げられる日が早まっているような気がするのは私だけでしょうか。Img_1248_r_2

これってあれだね、ニュース番組なんかも他局との視聴率競争の余波か、開始時刻が少しずつ繰り上がって、以前は5時ぴったりだったのが、今じゃ4時53分とかいう煮え切らない時間に始まるようになった現象と根本的には同じだと思う。

そのうち、2月くらいから「冷やし中華」が平然と棚に並ぶことになるでしょうね。

うーん。

日本には「暮春」とか「晩春」とか風流な言葉がImg_1239_r あるわけですから、

そういった言葉を使って、もっと季節を感じさせてくれる商品を開発してもらいたいもんだ。

「皐月そば」とかね。

それがどういうそばであるかは知らない。

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2011年4月 8日 (金)

恐るべし、へいすぶっく

Img_0880_rへいすぶっく、恐るべし。

仕事の行きがかり上、参考資料として登録を余議なくされたわけだが、

いきなり膨大な数の“フレンド”がずらずらずらっと表示され、

いいね!

いいね!

いいね!

の褒め殺し作戦。

しかも見ず知らずの人たちから。Img_0953_r

いやあ、全然よくないっすよ、翻訳業なんか。時給換算したら悲しくなりますよ、ええ。ホントにもー、やんなっちゃう。

そういうわけで、世の中には翻訳業を「いいね!」と思っている人が意外と多いという事実にまず驚いたが、実際にはそんなに「いいね!」じゃないし、「いいとわるいの半々だね!」くらいだし、

自分だけ「いいね!」扱いされるのは誤解というか、恐縮なので、

相手にも「いいね!」と返してあげたいのだが、

Img_1002_r迂闊に「いいね!」を押すと、

その「いいね!」が、誰が見ても「おまえだ!」と指弾されるような形で公開されると脅されて、

なかなか「いいね!」がクリックできずにいる三時半。

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2011年3月 3日 (木)

カルピスの後味に関する考察

昨晩は久しぶりに大学時代の友人Img_0824_rたちと呑んだ。

まあ、互いに積もる話も色々とあって実に楽しい時間を過ごせたのだけれども、

その中でカルピスのことが話題に上がった。

私はカルピスを飲むと、

舌の真ん中のちょっと後ろの辺りに、

なんかこう、

にょろにょろっとした“何か”が引っかかるような感じを覚える。Img_0837_r

友人Aもそれに同意し、彼はその後味を

「アルファベットのWっぽい感じ?」

といみじくも表現してみせた。

友人Sも、納得顔でその説明にうなずく。

が、友人Kだけは、カルピスを飲んだ後のあのにょろにょろ感、W感がまったく分からないと強弁するではないか。

三人がかりでジェスチャーを交えて、時に熱っImg_0859_r ぽく、時に噛んで含めるように“にょろにょろ感”について説明したが、友人Kは顔をきょとんとさせるばかりで、露ほども分かってもらえない。

もどかしくてもどかしくてもどかしくて、おじさんもう、猿化してむきーってなった。店で暴れた。

私の中では、カルピスは、最後にあのにょろにょろ感があってこそ初めて完結する飲み物なのだが。

なんで分からないかなー、あー、もう。

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2011年2月 8日 (火)

抽象的な内容ですみませんが

_1150367なんていうのかな。

私は目に見える安心というやつをまったく信じていないわけですよ。

気休めの安心感ってやつを。

例えば車はブレーキがついているから安全だってわけではないでしょう。ブレーキがついていたって日々、事故は起こるわけで。

物理的なブレーキだけを信じていても、心のブレーキを踏み忘れちゃえば、その先に待つのは闇しかない。まさに一寸先は闇。

幸せと後悔の境目なんてちり紙くらいに薄くって、何かの拍子にあっけなく破れてしまう。_1290675

つい最近もジェットコースターの事故がありましたけど、私が昔からああいった遊具や観覧車に乗るのが大っきらいなのは、すべてこれ、こうした気休めの安心感が信じられないという性分に起因していると思うんです。

あんなバーなんかが自分の命を守ってくれるとは、とても思えない。

むろん、目に見える気休めの安心感も必要でしょうけど。

ただ、普段から、心のフェンスをしっかりと築いておけば、なんらかの間違いが起きるという確率は限りなくゼロに近い割合まで減らせる_1290700 と思うんです。

それに心のフェンスは物理的なフェンスとは違って目に見えないから、常に自ら意識して、新たなフェンスを築き続ける必要があります。一瞬も油断できません。

それは精神的疲労を強いられるタフな行為ですが、少なくとも気休めの安心感や目に見えるブレーキに頼ってあとで死ぬほど後悔するよりはよっぽどラクじゃん、って私なんかは考えます。だから耐えられる。

たぶん根がマゾなんだろうな(笑)。

抽象的な内容ですんません。

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2010年12月31日 (金)

それでは皆様、よいお年を!

Img_0349_r

今年もあとわずか30分を残すのみとなりました!

といっても、しがない翻訳者こととら猫は、今も仕事中です……まったく大晦日のような気がしません。

とにかく、今から今年一年の蓄積した煩悩を浄化すべく、除夜の鐘をぶったたきにいって参ります。

それでは皆さん、よいお年を!

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2010年12月22日 (水)

神に見放された朝

Img_0415_rとある朝。

何やら不穏なリズムが耳をつんざいて目が覚めた。

ドンドコドコドコ、ドンドコドコドコ、ドンドコドコドコ……

アフリカの太鼓を思わせる原始的で扇情的なサウンド。こんな狩りの前の儀式みたいなサウンドを聴かされて、寝ていられるわけがない。

うるさいなあ、と思いつつ、布団にもぐってしかとしていると、ポーン、という能天気な電子音と共に、謎の声がドンドコドコドコ、ドンドコドコドコに被さってきた。

「時刻は5時30分です」

目覚ましである。嫁の。両方とも。Img_0325_r

嫁は寝覚めが悪い。だから複数の目覚ましをセットしている。ドンドコドコドコはおそらくアイフォンの目覚ましアプリだろう。声のほうは私が最近買い与えてやったしゃべるアラームだ。

このしゃべるアラームにはスヌーズ機能がついている。そのため、約5分おきに時刻を告げてから、ポーン、ポーンと断続的に鳴る。

ドンドコドコドコ、ドンドコドコドコ、ドンドコドコドコ……

ポーン、ポーン、ポーン、ポーン……

5Img_0328_r時35分です、5時40分です、5時45分です、5時50分です……

私は布団を深くかぶって、原始のリズムに能天気なポーン、冷徹なマシンヴォイスが織りなす、アヴァンギャルドな音楽をやっていた頃のトム・ウェイツのアルバムに収められていそうなサウンドに、蟹になったような気分で耐えていた。

前衛的なテクノサウンドが延々と続くなか、ふと横を見やると、嫁がすやすやと寝ていた。

だが、私には耐えられない。

このドンドコドコドコの渦に身を任せていては身がもたない。遅かれ早かれ、精神が瓦解してしまう。そう思って寝室からソファのあるリビングへと避難し、薄い毛布をひっかぶってドンドコの精神攻撃をやり過ごそうとしたが、敵もさるもの、ドンドコとポーン、ポーン、5時55分ですは執拗に追ってきて、私の脳漿をぐちゃぐちゃにかき混ぜて、ポーンだぞー、寝れないだろー、寝れないだろー、ポーン、ポーン、アハハハハー、と頭の中からダイレクトに私を嘲笑うのである。

神はいない。マジでそう思った朝。

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2010年12月 6日 (月)

犬猫カレンダー到着!

___2ついに来ました~。

“2011年度犬猫カレンダー”!

一応、比較的身近な人物がなんとなく関わっているので、別に脅迫されたわけではないですが、私も3部ほど購入いたしました。

しかし、驚いたのが。

先日をもって完売したということ!

しかも、かなりの部数を捌いています。___4

とら猫、ビビりました。

でもこれもやっぱひとえに、実行者たるガールズ5人衆の力が結実したというか、確かに各人、主義主張は微妙に異なるところはあっても、根底では「不幸な動物たちを助けたいっ」っていうピュアな思いで皆がつながっているからこそ、達成できたのではないかと思うわけです。

これって簡単そうでいて実に難しい。

だってつながるよりも、反発するほうがラクですから。基本的には。心と心がつながるには、相手の至らぬ点も受け入れなきゃならないし、互いの長所を認め合い、時には妥協し、時には譲歩しながら、前に進んでいかなきゃならないわけで、要するに、まあ、めんどくせえわけですよ、色々と。

その点、反発ってのはラクです。「おら、やだよ」って言っちゃえばいいわけで。

___1も、そこで歩みを止めてしまっては何も生まれない。

だからこのガールズ5人衆が最後までつながっていられた、そして結果を出したっていうのは本当にすごいなあ、粘りがあるなあ、と思うわけで、ちょっと羨ましかったりもします。

あとはやっぱモノがいいですね。

普通に本屋のカレンダーコーナーに並んでいても引けを取らないですよ、贔屓目ではなく。

たいしたものだわ~。

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2010年12月 2日 (木)

「シートン」に関するお知らせ

Img_0185_r 11月19日付けで本ブログに掲載した「シートンの謎」。

これに関して、

「シートンは結局、何だったんだ」

「シートンの謎は解けたのか?」

「シートンが一体何なのか、気になって眠れない。寝不足のせいで仕事で大ポカを犯し、減給させられたあげく、家内に出ていかれた。どうしてくれるんだ、この××××シートン野郎。慰謝料5億払え。訴えるぞ、コラァ」

といった苦情が多々寄せられているので、急遽、ご報告してImg_0207_r_3おく。

結論から言うと、「シートンの謎」は解けませんでした!

どーも、すみません!

いや~、結局、「シートン」が何だったのか、まーーーーーーったく思い出せません。

11月30日当日になれば何かが分かるはず、と当人もひそかに期待しておりましたが、普段と変わらぬ一日が粛々と過ぎていっただけでした。

そういうわけで、「シートン、11月30日」の備忘メモは、心に残った虚しさと共にメモ帳アプリから削除させて頂きました……

Img_0211_r と、結局、「シートンの謎」は解けなかった。

従って、今の私は他の人よりもちょうど「1シートン」分、至らないニンゲンに成り果ててしまった、ということになる。心が1シートン欠けてしまった。とら猫ver. -1seaton、みたいな。

喪失した心の1シートン。

爺さんになって死ぬ前に、だれか答えを教えてください。

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2010年11月28日 (日)

さて、今年の結婚記念日は

Img_0127_rモーション・ブルー・ヨコハマへ行ってきた。

ソーシャルコードというものに疎く、例えば、どうぞざっくばらんな格好でいらしてください、なんて誘われる社交の場に、いざ、ざっくばらんな格好で行ってみたら、皆さんぱりっとめかし込んでいて肩身の狭い思いをする、なんてことがしょっちゅうの私およびその妻にしてみたら、いささか場違いな店ではあるが、そこはまあ、結婚記念日くらい大目に見てくださいよ、社会。

ちなみに去年の結婚記念日は「さぼてん」でとんかつとキャベツをむさぼり食った。

一年目はランドマークタワーの展望バー、二年目は桟橋のレストランImg_0167_r、三年目はディナークルーズ、と、年に一度の結婚記念日くらいはとの思いで、普段はモンスターホチキスでがっちり閉じている財布のひもをほんの少しだけ緩めて、そこそこの店で大切な日を祝ってきたわけだが、

去年はとにかく金がなかった。すなわち仕事がなかった。つらかった。

だが、今年は幸いにも、福沢数枚なら痛いが破産しない程度に財政状況が回復していたので、晴れて、こうしたオトナの雰囲気のお店で記念日を祝えることに相成った。

ちなみにこの夜の出演ミュージシャンは「スリー・ディグリーズ」。70年代に「天使のささやき」で一世を風靡した、女性ボーカルトリオである。Img_01711

ところで私は、エビ、タコ、イカに対してアレルギーを持っているので、こうした店でディナーを誂えるときは予め、この手の食材は使わないでちゃうだいね、と店側に織り込んでおくのだが、ここのスタッフは一部を除いて妙にもたもたしていて、料理のサーブ時にその旨を私に伝える段になっても、

「えっと、確かその… 事前にお電話で… エビとかタコとか… そういった… あとイカとか、そういったものはお食べになられられないお客様が… いら… いらっしゃられるとか、そういったふうに聞いてましたが… そういったもの… 食材はその… 入っておりませんで…」

と、あまりにぐだぐだしていて牙を剥きそうなったが、ここは大人の社交Img_0156_r場なので、大人っぽい笑顔を浮かべて大人っぽく「御意」と答えてあげた。こういうときにボクって大人だよなあ、と心底思う。

まあ、そういう一幕もあったけれども、食事はどれも美味しく、スリー・ディグリーズも三人とも(全盛時のメンバーはひとりのみ)相当なご高齢なはずだが、歌声はパワフルで、踊りもエネルギッシュで、ベテランらしく場の盛り上げ方も心得ていて、最後には観客総立ちで、シェイキッ、シェイキッ、なノリになってとても楽しいライブだった。

来年も今年くらいは稼ぎたいナー。

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2010年11月19日 (金)

シートンの謎

最近どImg_0076_r_2うも物忘れがひどい。

なのでデスクトップにメモ帳のアプリを置いて、仕事の納期や大切な用事はそこへ書き留めているのだが、

そのメモ帳を見て愕然とした。

シートン、11/30。

何のことやらさっぱり分からない。意味不明である。

とは云い様、就寝中に妖精がお茶目を働いたのでない限り、この私が明確な意図をもってメモ帳アプリに「シートン、11/30」と書き入れたことは明らかだ。

だが、まったく思い出せない。記憶の片隅にも残っていない。無。虚無。ゼロ。ナッシング。Img_0085_r_2 ナッシング・エルス・マターズはメタリカの曲。

そこで脳みその腐った部分を凝縮させて必死に考えてみた。

まず思いつくのが、「シートン」、つまり「sea 豚」、「海の豚」である。「海の豚」といえば「海豚(イルカ)」に他ならず、私はイルカが大好きでよくイルカに乗って大海原を疾駆しているリアルな夢を見るほどイルカに惚れ込んでいるので、11月30日にイルカの特番でも放送されるのかもしれない。

だが、たかだがテレビ番組の備忘メモなら、単に「イルカ、11/30」と書けばいいだけで、わざわざ「シートン」など暗号じみた手法を用いる必要はまるでない。

Img_0082_r_2よって、否。

ひとつ不安なのは、「シートン」がこうしたテレビ番組とか重要度の低い案件ならまだよいが、これが例えば仕事上の打ち合わせ、「11月30日にシートンさんとミーティング」みたいな内容の摘録だったとしたら、すげえ困る、オレ。

幸いなことに、私の知り合いに「シートン」という人物はいないので、「シートン」が人名であるという可能性は除外してよいだろう。

だとすると、「シートン」は一体何なのか。おーい、シートン。君はいったい誰なんだーイ。

11月30日に「シートン」が届くのだろうか?

11月30日に「シートン」が起きるのだろうか?

11月30日に「シートン」の期限が切れるのだろうか?

すべては11月30日に明らかになる。

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「あじさい日誌」も更新しました、ぽちっ

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