2011年8月12日 (金)

『FBI美術捜査官~奪われた名画を追え~』

Img_17451クールです。

犯罪物が好みの向きには堪らない本でしょう。

なにせ、著者は本物の元FBI美術捜査官。

これで話がリアルにならないわけがない。

実際、FBIは本書の内容に対してコメントを拒否したとか。それくらいリアル。

分野が美術捜査なので派手なドンパチは出てきませんが、

囮捜査の緊張感が生々しく伝わってきます。

ちなみに、

私も一部、お手伝いさせてもらってます。Img_17221

普段なら、下訳でも上訳でも、自分が訳したものを後から読み返すという行為は、たいていは激しい自己嫌悪に陥って暴れたくなるし、特に上訳の場合だったら、アマゾンに辛辣な書き込みされてたら鬱だわーとかふと気になって突然どよーん、頭の中でドアーズの「ジ・エンド」が延々とループする……みたいなことになるのがオチなので、いずれにしても、かなり気合を入れないと実行できないのですが、

これは純粋に読み物として面白いので、

最後まで一気に読んでしまいました。

著者が日本人とのハーフだったとは知らなかった!

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2011年7月30日 (土)

「のこされた動物たち~福島第一原発20キロ圏内の記録~」

Img_16841 もうーすさんの本です。

我が家もちょっと関わった福島で保護された猫、リア子も載っています。

この本を読むと、

悲劇はちっとも終わってなんかなく、

今も進行中であることを痛感します。

そしてこういう方々がいないと、

我々が現地の真実に触れる機会は極端に限られてしまうという現実にも、

恐怖を覚えます。

福島の美しい牧歌的な風景と、Img_16561

行き場、いや“生き場”を失った動物たちの織り成す、

残酷なコントラスト。

人気のないスーパーの駐車場を牛が徘徊するというシュールな光景。

とても現実とは思えない現実。

貴重な本です。

ひょっとすると3月11日をもって

日本という国は死んでしまったのではないか。

Img_16591そんな気にもさせられます。

ちなみにリア子は無事、里親さんが見つかりました~。

なら希望はまだある。

いずれにしても、

悔いが残らないよう生きたい。

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